ちょっとした事に気づくのにも刺激が役立つ…という話

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コーチのつぶやき

こんにちは

7班を受け持っていた篠塚です。

 

 

子どもたちに何かを教えるとき、言葉だけでは理解がスムーズに行かないことがあります。

 

 

例えば、

「クロールの腕を最後までしっかりとかく」

ということも、言葉や身振りで動作を見せて、さぁ、実際にやってみよう!となった時に、手を太ももに触るまで動かさない子どもが居ます。

これは、すぐに出来ないことが異常なのではなく、一般的に1〜2割の子どもは物事を伝えるのに努力が必要なものなのです。その事は、統計学で用いられる正規分布でも分かります。

 

下に掲げた図は、その正規分布をグラフ化したものです。

子どもたちの運動能力もまたこうした分布に収まります。

 

何かを教わって習得するまでに時間がかかる子どもは、この正規分布で表される左側の

0.14%+2.14%+13.59%=15,87%

くらいの人数は居るのが普通です。

 

 

そうした子どもには、一工夫をします。

小生の場合、その子どもの手を小生の手のひらの上に載せ、ポンポンとかるく叩きながら

「この手をね、ここまでグイッと動かすんだよ」

と話しながら太ももの上部をまたポンポンと叩くのです。

 

 

こうしたごく簡単な刺激を与えることで、子どもたちの理解は深まります。それは、理解というより気づく、ということなのではないかな、と考えます。

このように子どもに気づいてもらう、という結果を得るためにインストラクターは様々に腐心するワケです。そして、その方法もまた各人各様ですがそれぞれに刺激を与えるツボを心得ているものです。

このスイミングサークル フリッパーのインストラクターは、何十年という経験を積んだベテランが顔を揃えており、こどもたちに刺激を与えるツボが入った引き出しをたくさん持っているのです。

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