8月27日、文部科学省から新型コロナウィルス感染症により学級閉鎖とする場合のガイドラインが提示されたのを受け、8月28日にコーチとその対応につき協議しました。
文科省が提示した新型コロナウィルス感染症による学級閉鎖等の基準
文部科学省は8月27日、新型コロナウィルスデルタ株の感染が未成年者にも広まっていることを受け、学級・学年・学校閉鎖によって臨時休校する際の判断の参考となるガイドラインを全国の教育委員会などに通知しました。
基準の詳細は下の表を見て頂きたいのですが、概ね以下の通りです。
- 学級内で2~3人の感染者が確認された場合は学級閉鎖。その期間の目安は5~7日程度
- 複数学級を閉鎖する事態なら学年閉鎖
- 複数学年の閉鎖が必要な場合は休校
すでに同様の基準がある場合は、どちらに依って判断するか?は個々の判断に任されるそうです。また、積極的疫学調査により、濃厚接触者を特定し消毒などを行う間も学級閉鎖などをすることが想定されています。
文部科学省が示した学級閉鎖等の基準 | |
学級 閉鎖 |
①同じクラスで複数の感染が判明した。 ②1人の感染が判明し、周囲に風邪の様な症状がある児童・生徒が複数いる。 ③1人の感染が判明し、複数の濃厚接触者がいる。 ④その他、必要と判断した場合 以上のいずれかのケースに該当する場合、学級閉鎖の判断に至る。 学級閉鎖の期間は5~7日程度が目安。 |
学年 閉鎖 |
複数の学級閉鎖が発生し、学年内で感染が広がっている可能性が高い場合 |
学校 閉鎖 |
複数の学年閉鎖が発生し、校内で感染が広がっている可能性が高い場合 |
学級閉鎖時のフリッパーの対応
生徒が通う学級・学年・学校が閉鎖されて休校となっている期間は、その生徒はフリッパーのレッスンもお休みすることになりました。
新型コロナウィルス感染症が蔓延していますが、不幸にして発症しても病院には入院できない状態が続いています。手洗い・手指の消毒・マスク・換気などの基本的な防止策を徹底してコロナに負けない様に気をつけましょう。
9月も皆さんの元気な姿が見られるのを楽しみにしています。
8月29日 篠塚追記。
日本政府および厚生労働省は、新型コロナウィルスの感染経路について「飛沫感染」や「接触感染」が主たる経路としてきました。ところが、世界の趨勢をみると、現在流行しているデルタ株に関しては「空気感染」が感染経路であるとかなり前から警告しています。
この空気感染は、ウィルスを含んだエアロゾルと呼ばれる非常に微細な粒子を吸い込むことで発生します。
困ったことに、換気の行き届かない室内では、このエアロゾルが何時間も空気中を漂っているそうです。さらには、今まで政府が提唱してきた2mのソーシャルディスタンスなども余り意味がなく、換気されていない空間では20m離れても感染の可能性がある、とされています。
この様な重大な変化を国民に対して隠蔽してきた政府の対応は問題ではありますが、危険この上ないウィルスから身を守るためにも、世話人さんが上記された
- 手洗い
- 手指の消毒
- マスク着用
- 換気
といった対策の他に、できるだけ外出を控える、マスクを付けるなら不織布のものを使用する出来ることをしっかりやりましょう。
「コロナは空気感染が主たる経路」 研究者らが対策提言(8月27日朝日新聞)
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