スイミングサークル フリッパーのサイトをご覧の皆様へ
こんにちは!
埼玉県の武蔵浦和にある小さなスイミングクラブ<スイミングサークル フリッパー>で4班を受け持つ篠塚です。
いつもクラブの活動にご協力いただき、ありがとうございます。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。6月5日は二十四節気では「芒種(ぼうしゅ)」を迎えました。そして七十二候では「螳螂生(かまきりしょうず)」の時期にあたります。梅雨入り前の貴重な晴れ間を楽しんでいらっしゃる方もいれば、すでにジメジメとした陽気に「早くも夏バテの兆候が…」と感じていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
さて、今回の記事では、フリッパーの2025年6月の練習日程のお知らせとともに、この季節ならではの風習や健康へのアドバイスをお届けします。そして…とても大切なことも…最後までお読みいただけると幸いです。
2025年6月の練習日程
6月の練習スケジュールは以下の通りです。(○印が練習あり、–印が練習なし)
日付\班 | 1 | 2 | 3 | 4 |
6/07 16:00〜 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
6/14 16:00〜 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
6/21 16:00〜 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
6/28 16:00〜 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
練習には休まずに参加して下さい。
練習でがんばった人はかならず上手になります。
これはホントです。そして、このことは水泳だけではありません。
指導員のわれわれも皆に会えるのを楽しみにしています。
一緒に頑張りましょう!
また、体験レッスンも随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
水の中で体を動かす気持ちよさを、ぜひフリッパーで体験してみませんか?
皆様のエントリーを心よりお待ちしております!
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スイミングサークル フリッパーは武蔵浦和の沼影公園屋内プールにある小さな水泳教室(スイミングクラブ・スイミングスクール)です。現在新規メンバー大募集中です。レッスンの見学や無料体験などのご希望がある方は お問い合わせ ページからいつでもご相談下さい。
芒種・螳螂生の季節ならではのこと
2025年6月5日は、二十四節気で「芒種(ぼうしゅ)」、そして七十二候ではその初候にあたる「螳螂生(かまきりしょうず)」でした。この言葉を聞いて、「ああ、いよいよ梅雨が近づいてきているな」と感じる方も多いのではないでしょうか。
「芒種(ぼうしゅ)」は、稲や麦などの「芒(のぎ)」のある穀物の種を蒔く頃を表す言葉で、梅雨入りの頃とほぼ重なります。この時期は農業において大変重要な節目で、田植えが本格的に始まり、農家の方々にとっては一年で最も忙しい時期の一つですね。水が張られた田んぼに青々とした苗が植えられていく光景は、日本の原風景とも言えるでしょう。私たちもこの時期には、自然の恵みに感謝し、実り豊かな秋を願う気持ちになります。
また、七十二候の「螳螂生(かまきりしょうず)」は、その名の通り卵からカマキリが生まれる時期を表します。自然界では新緑が深まり、様々な昆虫たちが活動を始め、小さな命が大地にあふれ出す生命力溢れる初夏の情景が目に浮かびます。道端や公園の草むらで、小さなカマキリを見つけることもあるかもしれませんね。自然の営みって本当に尊いものです。
この時期の風習や行事
この時期ならではの風習や行事としては、以下のようなものが挙げられます。
- 田植え祭り・お田植え神事:
芒種の時期には、全国各地で田植えにまつわる伝統行事が行われます。例えば、奈良県の「御田植祭(おたうえさい)」や、千葉県香取市の香取神宮で行われる「早苗饗(さなぶり)」など。これらは五穀豊穣を祈る神事であり、日本人にとって田んぼと水がいかに身近で大切な存在であるかを物語っています。こうした農事にまつわる行事は、地域コミュニティの結束を深める大切な機会にもなっています。 - 花菖蒲祭り:
梅雨の時期に美しく咲き誇る花菖蒲を愛でる祭りが各地で開催されます。さいたま市周辺でも、大宮花の丘農林公苑や見沼自然の家などで美しい花菖蒲を楽しむことができます。雨上がりのしっとりとした空気の中で見る花菖蒲は、また格別の美しさがありますね。 - 衣替え:
6月1日には夏服への衣替えが行われ、学校や職場でも夏の装いに変わります。これは季節の変化を体感する日本ならではの美しい習慣です。湿気が高くなる季節でもありますので、衣類の管理や寝具の入れ替えなど、暮らしの中でも季節の移ろいを実感できる時期です。湿気が増える前に、衣類を整理し、風通しの良い状態で収納することは、カビ対策としても、健康維持の面でもとても重要です。 - 梅仕事:
青梅が出回り始めるこの時期は、「梅仕事」の季節でもあります。梅酒や梅シロップ、梅干しなど、日本の食卓に欠かせない保存食を作る良い機会です。スーパーの青果コーナーでも、たくさんの青梅を見かけるようになりますね。手作りの梅製品は、この時期ならではの旬の楽しみであり、来たる夏に向けての準備でもあります。
このように、私たちの暮らしは、昔から季節の移ろいと密接に結びついてきました。日々の忙しさに追われる中で、こうした季節の節目を感じ、少し立ち止まって自然に目を向けることは、心を豊かにする大切な時間だと感じます。移りゆく季節の中で、自身の心と体の変化にも耳を傾ける良い機会ですね。
この時期の体調管理と生活のポイント
「芒種」の時期は、徐々に湿気が増し、気温も上昇してくるため、体調を崩しやすい季節でもあります。気圧の変化や湿度の高さから、自律神経が乱れやすくなることも。体がだるい、頭が重い、むくむ、気分が沈むといった症状が出やすい時期ですので、意識的に体と心を労わりましょう。ここでいくつか、健康管理のポイントをご紹介します。
生活面での心がけ
- 規則正しい睡眠リズムを保つ:
湿度の上昇で寝苦しくなる前に、良質な睡眠習慣を確立しましょう。寝苦しい夜には、エアコンや除湿機を適切に活用し、快適な睡眠環境を整えることが大切です。設定温度は低すぎず、除湿機能を活用するのがポイントです。寝る前にぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、心身をリラックスさせるのもおすすめです。アロマオイルを数滴垂らしたり、好きな音楽を聴いたりするのも良いでしょう。 - 適度な運動:
梅雨時期は屋外での運動が億劫になりがちですが、運動不足は免疫力の低下や気分の落ち込みにつながることがあります。室内でできるストレッチやヨガ、そしてもちろん、フリッパーでのスイミングも大変有効です。水中で体を動かすことは、関節への負担も少なく、全身運動になるため、この時期の運動には最適です。水圧によるマッサージ効果や、浮力によるリラックス効果も期待できます。雨の日でも関係なく、快適に体を動かせるスイミングは、まさに梅雨時期にぴったりの運動と言えるでしょう。 - カビ・ダニ対策:
湿気が多い時期は、カビやダニが発生しやすくなります。アレルギーの原因にもなりかねませんので、晴れた日には積極的に換気を行い、雨の日は除湿器を活用するなどして、清潔な環境を保つように心がけましょう。布団の乾燥や、クローゼットの定期的な換気も重要です。 - 体温調節の工夫:
室内外の温度差が大きくなるため、薄手の羽織ものやストールなどで、体温を適切に調節しましょう。特に冷房の効いた場所では、体が冷えすぎないように注意が必要です。首元や足元を冷やさないように心がけることで、自律神経の乱れを防ぐことができます。必要に応じて軽いストレッチや温かいお風呂で体を整えていきましょう。 - 水分補給と汗の管理:
汗をかきやすくなるため、脱水症状を防ぐためにも、のどが渇く前にこまめに水分を補給しましょう。冷たい飲み物のとりすぎで胃腸が弱ってしまうこともありますので、ぬるめの麦茶や白湯など、体を冷やしすぎない飲み方も心がけたいところです。また、カフェインの多い飲み物やアルコールは利尿作用があるので、水分補給には適していません…念の為。
湿気に負けない体をつくる!この時期に積極的に摂りたい食材
この梅雨の時期は消化機能が低下しやすく、体の「水はけ」が悪くなることで、だるさや頭痛、むくみ、食欲不振といった不調を感じることがあります。東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」と呼ばれる状態です。
そんな時期には、体内の余分な水分を排出する作用のある食べ物が効果的です。体を冷やさず、消化に良いものを中心に、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
- とうもろこし:
利尿作用があり、蒸し暑い日にも食べやすい食材です。旬のとうもろこしは甘みがあり、食欲がない時でも食べやすいでしょう。 - はとむぎ:むくみに効果的とされており、お茶やスープで摂るのがおすすめです。美肌効果も期待できると言われています。
- きゅうり・冬瓜・ナス・すいか:
体の余分な水分を排出する利尿作用のある食材は、むくみ解消に役立ちます。ただし、体を冷やす作用もあるので、摂りすぎには注意が必要です。温かい汁物に入れたり、加熱して食べるのがおすすめです。 - 新生姜:
体を温め、消化を助ける効果があります。梅雨時の冷えや胃腸の不調予防に最適です。薄切りにして料理に入れたり、甘酢漬けにしたりと、様々な方法で取り入れられます。 - 紫蘇(しそ):
抗菌作用があり、梅雨時の食中毒予防に効果的。独特の香りも食欲を刺激します。生姜とともに薬味として取り入れやすい存在です。 - 梅:
疲労回復効果の高いクエン酸が豊富。梅雨時の食欲不振にも効果的です。梅干しやおにぎり、梅肉和えなどで手軽に摂れます。 - アスパラガス:
アスパラギン酸が疲労回復を促進し、利尿作用でむくみ解消にも役立ちます。栄養豊富で、炒め物や茹でてサラダにしても美味しいですね。
旬の食材を積極的に取り入れ、バランスの取れた食事を心がけることが、この時期を元気に乗り切るためのキーポイントです。
そして――沼影市民プールにありがとうを
さて、2025年6月は私たちフリッパーにとって、ちょっぴり寂しい月でもあります。それは、長年活動の拠点としてきた「沼影市民プール」が、今月で役目を終え閉鎖されるからです。沼影市民屋内プールは、1981年の開館以来、実に40年以上にわたり、地域の子どもたちや市民の皆さんに親しまれてきた場所です。
思い返せば、1981年に藤島 ふさ子先生がフリッパーの前身団体である「新婦人会」を立ち上げて活動されていた頃、沼影市民プールの職員たちが行っていた子どもたちの水泳指導を委託されたのがフリッパーの始まりでした。当時から、沼影市民プールのスタッフの方々はいつも親切で、施設もとても使いやすくて、「ここなら安心してみんなで練習できる!」と思い、突っ走ってきた44年でした。
このプールでの思い出は本当にたくさんあります。
- 「やったー!初めて25メートル泳げた!」という嬉しそうな声
- テスト前の「今日は頑張るぞ〜」という意気込み
- 練習後の「あ〜疲れた!でもスッキリした♪」という笑顔
どれもこれも、沼影市民プールという素敵な場所があったからこその宝物です。私たちが水泳の楽しさを伝える場として、沼影市民プールはかけがえのない存在でした。夏の賑やかな屋外プール、冬の温かい屋内プール。季節を問わず、多くの人々の笑顔と活気に満ち溢れていました。
長い間、私たちを支えてくれた沼影市民プールのスタッフの皆さん、一緒に頑張ってきたメンバーの皆さん、いつも応援してくれた保護者の皆さん、本当にありがとうございました!この場所で交わした、たくさんの「頑張ったね」と「また来週!」そのひとつひとつの思い出に、心より感謝申し上げます。
沼影市民プールは、私たちの心の中に、いつまでも色褪せることのない大切な場所として生き続けることでしょう。
ありがとう、沼影市民プール。
心からの感謝と、別れの言葉を贈ります。
新たなスタートに向けて
沼影市民プールとの別れは寂しいものですが、私たちフリッパーの歩みは続きます。
2025年7月は、移行準備のためお休みとなりますが、2025年8月からは、さいたま市立大里小学校に新設される市民プールにて、活動を再開いたします。新しい環境への不安もあるかもしれませんが、これまで沼影市民プールで培ってきた技術と精神力、そして仲間との絆を胸に、新たなチャレンジに臨んでいきたいと思います。
これまでの経験と、子どもたちの笑顔を胸に、新しい場所でもこれまで以上に安全で楽しい水泳指導を行っていく所存です。
変化は成長の機会でもあります。新しい環境で新しい発見があり、さらなる技術向上や新たな仲間との出会いが待っているかもしれません。沼影市民プールで学んだすべてを活かしながら、次のステージでも皆様と共に充実した活動を続けてまいります。どうか、引き続き変わらぬご理解とご協力を賜れますよう、よろしくお願い申し上げます。
また、今後の活動に関する最新情報や、お知らせはこのブログにて随時発信してまいりますので、引き続きご注目ください。
それでは皆さま、体調に気をつけて、じめじめとした梅雨にも負けず、元気にお過ごしくださいね。
プールでまた笑顔でお会いできるのを楽しみにしております!
スイミングサークル フリッパーは武蔵浦和の沼影公園屋内プールにある小さな水泳教室(スイミングクラブ・スイミングスクール)です。現在新規メンバー大募集中です。レッスンの見学や無料体験などのご希望がある方は お問い合わせ ページからいつでもご相談下さい。
いかがでしたか?
今回の記事では「芒種の季節~ ありがとう沼影市民プール、フリッパーの2025年6月の練習日程が決まりました。」と題して、各班の練習予定をご報告いたし、あわせて、この季節の風習や健康管理のコツ、今月で閉館となる沼影市民プールのことなどについて書きました。
また、記事の内容に関する疑問・質問・ご意見などがあれば、メニューの「お問い合わせ」または最下段にある「コメントを書き込む」から何なりとメッセージを頂ければ幸いです。小生の判る範囲でお答え申し上げます。