スイミングサークル フリッパーのサイトをご覧の皆様へ
こんにちは!
埼玉県の武蔵浦和にある小さなスイミングクラブ<スイミングサークル フリッパー>で4班を受け持つ篠塚です。
いつもクラブの活動にご協力いただき、ありがとうございます。
ゴールデンウィークの中頃、5月5日は「こどもの日」として親しまれていますが、暦の上では「立夏(りっか)」という季節の節目にあたります。「立夏」とは、二十四節気の一つで、春分から数えて46日目頃にあたり、暦のうえで“夏の始まり”を告げる日とされています。
木々の緑が日ごとに濃くなり、草花も鮮やかな色彩を放ち始める、生命力に満ち溢れた季節です。
七十二候では、この「立夏」の初候にあたる期間を「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」という名がついており、冬眠していた蛙が目を覚まして田んぼや水辺で鳴き始める頃とされています。昼間は爽やかで過ごしやすく、風も心地よい季節ですね。クラブでも、子どもたちの動きがますます活発になる時期です。
さて、今回の記事では、フリッパーの2025年5月の練習日程のお知らせとともに、この季節ならではの風習や健康へのアドバイスをお届けします。
2025年5月の練習日程
屋内プールがない中学・高校の水泳部が公共プールで部活動を行っており、抽選の結果…申し訳ないことに十分に満足できるコース確保ができておりません。そのため、全員参加ではありますが、窮屈なレイアウトでの練習です。
4月の練習スケジュールは以下の通りです。(○印が練習あり、–印が練習なし)
日付\班 | 1 | 2 | 3 | 4 |
5/1016:00〜 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
5/17 16:00〜 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
5/24 16:00〜 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
練習には休まずに参加して下さい。
練習でがんばった人はかならず上手になります。
これはホントです。そして、このことは水泳だけではありません。
指導員のわれわれも皆に会えるのを楽しみにしています。
一緒に頑張りましょう!
また、体験レッスンも随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
水の中で体を動かす気持ちよさを、ぜひフリッパーで体験してみませんか?
皆様のエントリーを心よりお待ちしております!
お問い合わせはこちらから → お問い合わせ
スイミングサークル フリッパーは武蔵浦和の沼影公園屋内プールにある小さな水泳教室(スイミングクラブ・スイミングスクール)です。現在新規メンバー大募集中です。レッスンの見学や無料体験などのご希望がある方は お問い合わせページからいつでもご相談下さい。
「立夏」や「蛙始鳴」にちなんだ風習や行事
「立夏」は二十四節気の一つで、暦の上で夏の始まりを告げる日です。立春、立夏、立秋、立冬は四立(しりゅう)と呼ばれ、季節の変わり目を示す重要な節目とされてきました。
「蛙始鳴」は七十二候の一つで、田植えの準備が始まる時期に蛙が鳴き始めることを表しています。古来より蛙は豊作の象徴であり、田んぼの守り神として大切にされてきました。その鳴き声は農作業の開始を告げるサインでもあったのです。
この時期の風習や行事
この時期ならではの風習や行事といえば、端午の節句が思い浮かびますね。端午の節句は、古代中国から伝わった風習で、菖蒲(しょうぶ)の葉を飾ったり、菖蒲湯に入ったりして、厄払いをする日でした。
それが奈良時代に日本に伝わり、江戸時代には男の子の成長を祝う日として定着しました。現代では5月5日は「こどもの日」として、男の子も女の子も、子供たちの健やかな成長を願う日となっています。鯉のぼりを飾ったり、柏餅やちまきを食べたりする風習は、今も大切に受け継がれていますね。
また、地域によっては、田植えが始まる時期でもあります。農家の方々にとっては、一年のうちでも特に重要な時期であり、豊作を祈願する様々な行事が行われます。自然の変化に敏感だった昔の人々は、この頃になると「田植えの準備をしよう」「衣替えを始めよう」など、生活のリズムを自然と合わせていました。
では、この時期ならではの風習にはどんなものがあるか?調べてみました。
- 菖蒲湯
5月5日の端午の節句には、菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)を湯に入れて入浴する風習があります。菖蒲の葉は剣のような形をしていることから魔除けの効果があるとされ、また香りには邪気を払う力があると信じられてきました。菖蒲湯に入ることで無病息災を願い、一年の健康を祈るのです。 - 藤の花見
立夏の頃に見頃を迎える藤の花。その優美な紫色の花房を愛でる「藤見」の行事が各地で行われます。特に有名な藤棚のある神社や庭園では、ライトアップなども実施されることがあります。 - 粟饅頭(あわまんじゅう)
立夏の日に粟饅頭を食べると「夏痩せ」しないという言い伝えがあります。江戸時代から続くこの習慣は、これから来る暑い季節を乗り切るための知恵でもありました。 - 茅の輪くぐり
一部の神社では、立夏から夏至にかけて、茅(ちがや)という植物で大きな輪を作り、それをくぐることで穢れを払い、夏の病気を予防する「茅の輪くぐり」が行われます。
気温差に注意!この時期の体調管理と生活のポイント
さて、立夏とはいえ、まだまだ朝晩は肌寒く感じる日もあります。昼間は半袖でちょうど良くても、夕方になると長袖が恋しくなるような日が続きますね。この寒暖差は、子どもたちの体調にとっては意外と大きな負担になります。
この時期は、以下のような生活習慣を意識してみましょう。
- 朝と夕方の服装を調整しやすい重ね着スタイルを
カーディガンや薄手のパーカーやストールなど、脱ぎ着しやすい上着を活用しましょう。 - 睡眠の質を大切に
気温の変化に体が慣れるまで、少し時間がかかることがあります。また、日が長くなるこの季節、就寝時間が遅くなりがちです。早寝早起きを心がけ、疲れがしっかり取れるようにしておくと、気温の変化に強くなります。 寝る前に軽いストレッチをしたり、リラックスできる音楽を聴いたり読書をしたりするのもおすすめです。 - 体を冷やしすぎない
プールの後は、しっかりと体を拭き、髪の毛も乾かしてから帰るようにしましょう。特に足元から冷えが入りやすいので、帰り道は靴下を忘れずに。 - 水分補給の習慣化
汗をかく機会が増えるこの時期、知らず知らずのうちに脱水状態になりがちです。特に水泳の前後は意識して水分補給を行いましょう。スポーツドリンクだけでなく、常温の水や麦茶なども効果的です。 - 軽い運動の継続
この時期は体を動かすのに最適な気候です。そして、体を動かすことは、心身のリフレッシュになります。スイミングに加えて、ウォーキングや軽いジョギングなど、屋外での活動も積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。体力向上だけでなく、ストレス解消にも効果的です。 心地よい疲労感は、質の良い睡眠にもつながります。
季節の変わり目にこそ、”食べる力”を大切に
食事面でも、気温差や新学期の疲れから体調を崩しやすいこの時期には、栄養バランスの良い食事を意識することが大切です。
特におすすめの食材
- たんぱく質をしっかりと
成長期の子どもに欠かせないたんぱく質。鶏肉・卵・豆腐・納豆など、消化しやすく体に優しいものを積極的に取り入れましょう。 - ビタミンB群で疲労回復
豚肉、レバー、枝豆、玄米、バナナなど、ビタミンB1を含む食材は、エネルギー代謝を助け、疲労感を和らげてくれます。 - 夏野菜の走りも登場
この時期から、きゅうり・トマト・新じゃがいもなどの”走り”が市場に並び始めます。新鮮な野菜は栄養価が高く、食欲増進にも役立ちます。 - ネバネバ食材も有効
オクラ、モロヘイヤ、山芋などのネバネバ食材は胃腸の調子を整えてくれます。 - 旬の野菜
新玉ねぎ、スナップエンドウ、グリーンアスパラガスなど旬の食材を積極的に取り入れ、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
薬膳の知恵を活かす
NHKのテレビドラマの影響を受けたワケではありませんが…東洋医学では、この季節は「脾(ひ)」と「胃」の機能を整えることが大切とされており、以下の食材がおすすめです。
- 枸杞子(くこし):目の疲れを癒し、肝臓と腎臓の機能を高めます。
- 山芋:消化を助け、胃腸を丈夫にします。
- 緑豆:解毒作用があり、夏に向けて体内の熱を冷まします。
発酵食品の活用
腸内環境を整えることは免疫力アップにつながります。納豆、味噌、ヨーグルトなどの発酵食品を積極的に取り入れましょう。
まとめ:自然のリズムを味方にして、初夏を元気に過ごしましょう!
これからますます日が長くなり、夏に向けて太陽の光が力を増していきます。私たちフリッパーでも、生徒たちの元気な声と水しぶきがまぶしい季節になってきました。また、立夏から本格的な夏に向けて体温調節機能を徐々に高めていくことが大切です。適度な水泳は、汗腺の働きを活性化させ、夏バテ予防にも効果的です。
自然の変化に目を向けながら、子どもたちの成長と健康を見守っていけたらと思います。気温差のある季節だからこそ、体調管理にはご家庭でも気を配っていただき、プールでの練習を存分に楽しめるよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
木々の緑が日に日に濃くなり、夏の気配が感じられるようになってきました。この素晴らしい季節、水と親しむ喜びをともに分かち合いましょう。皆様のご来館を心よりお待ちしております。
今月もどうぞ、よろしくお願いいたします!
スイミングサークル フリッパーは武蔵浦和の沼影公園屋内プールにある小さな水泳教室(スイミングクラブ・スイミングスクール)です。現在新規メンバー大募集中です。レッスンの見学や無料体験などのご希望がある方は お問い合わせページからいつでもご相談下さい。
いかがでしたか?
今回の記事では「立夏・蛙始鳴の季節を迎えて~ フリッパーの2025年5月の練習日程が決まりました」と題して、各班の練習予定をご報告いたし、あわせて、この季節の風習や健康管理のコツなどについて触れました。
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